こんにちは!BMSL(@Basketball_MSL)です!
今回のテーマは足の筋トレ!!
足が大切ってのはSNSでよくみるけど
アスリートにとっては超重要事項なのでぜひ頭に入れてくださいね!
アスリートにとって、足部の強化はパフォーマンス向上とケガ予防において極めて重要だとわかってきています。
ランニングやスプリントなどの動きでは、足部の筋力と安定性が直接的に影響を与えるというのです。
では方向転換や急加速、急減速を繰り返すバスケットではどうでしょう?
絶対もっと大切…
本記事では、研究に基づき、足部トレーニングの重要性と具体的なトレーニング方法について解説します。
ケアについてはこちら!↓
- 本記事の筆者
足部の役割と重要性
足部は複雑な構造を持ち、ランニングやスプリントなどのスポーツ動作に限らず、ただ歩くといった通常の生活レベルでも重要な役割を果たします。
実は、片方の足首から下に骨が26個もあります。
その骨と骨を関節がつなぎ、それを靱帯が支え、幾重にも筋肉が重なっているのが足の構造です。
なかでも特に、足部内在筋は足部に安定性を提供し、アーチを支える役割を担っています。これにより、足部は柔軟性、安定性、衝撃吸収能力を発揮でき、効率的な推進力(前に進む力)を生み出します。
人間の構造ってよくできてるんだなぁ
足部トレーニングの具体的な方法
ではその足部内在筋を鍛えていきましょう!
足部内在筋の筋力を強化するためのエクササイズは、ある程度確立されています。例えば、「ショートフットエクササイズ」や「、「タオル・カール」などですが、聞いたことがあるのではないでしょうか。
ショートフットは聞いたことある!
タオルのやつも知ってるぞ
これらのエクササイズは、足部内在筋の筋力を向上させ、パフォーマンスを高めるために有効だということがわかっています。
ここではこの2つに加え、もう一つあまり浸透していなそうなエクササイズ「交互指踏み」を紹介しようと思います!
すみませんこれ独自に名付けました…。本当の名前が長くて…。
正式な名称は「Big toe and lesser toes extension」です!
(日本語名知っている方はこっそり教えてください)
ショートフットエクササイズ
目的: 足の内在筋を強化し、足のアーチをサポートするためのエクササイズです。
やり方:
- 姿勢: 座った状態または立った状態で行います。
- 足の位置: 足を床に置き、足の指を伸ばしたままにします。
- 動作: 足の親指の付け根(母指球)と踵(かかと)を近づけるように力を入れます。このとき、足の指が曲がらないように注意します。
- 感覚: まず足のアーチが上がるところを目で確認しましょう。わかってきたら感覚を頼りにやってみてましょう。
タオル・カール
目的: 足の指の筋力を強化し、足のアーチをサポートするためのエクササイズです。
やり方:
- 姿勢: 座った状態で行います。
- 準備: 床にタオルを敷き、その上に足を置きます。
- 動作: 足の指を使ってタオルを手前に手繰り寄せます。このとき、足の指全体を使ってタオルをつかむようにします。
幅のあるタオルを使って両足同時にやっても良いです。
リハビリではタオルの端に重りをのせたりします。(効果あるかわかないけど盛り上がります)
交互指踏み(Big toe and lesser toes extension)
目的: 足の指の筋力を強化し、足の安定性を向上させるためのエクササイズです。
やり方:
- 姿勢: 座った状態または立った状態で行います。
- 足の位置: 足を床に置き、足の指を伸ばしたままにします。
- 動作: まず、親指だけ持ち上げ、そのほかの指は床についたまま維持します。次に、親指を床につけ、そのほかの指を持ち上げます。
- 繰り返し: 交互に繰り返します。
おおお!むずかしい!
思うように動かんぞお!!
足部トレーニングの効果
ちょっとやってみたけど、さっきと足の付く感覚が違うぞ!!?
ピタッと地面とつくというか…!
これホントなのか!?
足には動きを制御するためのセンサーが非常にたくさんついているので、エクササイズを通してその働きがよくなったのかもしれませんね。
足部は即時的に効果を感じやすい部位でもあります。
いや、これホントに効果あるかも。
足部の筋力を強化することで、ランニングやスプリント時のパフォーマンスが向上することは研究によって明らかにされています。
これは足部の安定性が増すことで、推進力が効率的に地面に伝わり、その結果としてスピードが向上したというものです。また、足部筋の機能向上はケガの予防にもつながることが期待されており、研究が続けられています。
たしかに、足部が安定すれば動作が安定するし、それがケガの予防にもつながる感じはするなぁ
この足部筋のエクササイズはスポーツ復帰を目指す選手のリハビリでもよくやるメニューなんですよ
まとめ
足部のトレーニングは、その効果が示されている以上、アスリートにとって不可欠な要素となっています。
効果的だとわかっているのにやらないってのは確かに違うよな
知らないならまだしも
足部内在筋を強化することで、パフォーマンスの向上とケガの予防が期待できることが研究によって示されました。
日常のトレーニングに足部エクササイズを取り入れ、最適なパフォーマンスを目指してみてはいかがでしょうか。
今回参考にさせていただいた文献です。
足のケアも超大事
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資料タイトル一覧
- 機能解剖学に基づくシュートフォーム
- シュート探求:肘の挙がりと曲がり
- No!More!オスグッド・シュラッター病
- Physical Fitness Test for Basketball Players
「曖昧なシュート指導からの脱却」、「障害予防の啓発」、「バスケに特化したスポーツテストの普及」を目指し、資料を作成・販売しています。ぜひチェックしてみてください!
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