こんにちは!
日本代表は残念ながら全敗でしたね…。
でもワールドカップですからね!そうそう勝てる相手ではないことは間違いありません。
なんせ、あのアメリカ代表ですら準決勝にも進めないのですから…!
世界のバスケのレベルが上がっているのでしょう。
日本バスケもここからです!
さて、八村塁選手のフリースローを分析するシリーズが続いているわけですが、今回はケビン・ガーネット選手と比較してみようと思います。
皆さんケビン・ガーネット選手を知っていますか?
実は私ドンピシャの世代なので、あのディフェンシブなプレースタイル、バッシュ、背番号、全てに憧れていました。
知らない方は動画でどんな選手なのかをぜひ知ってください!
八村塁選手とケビン・ガーネット選手の共通点
これまでも分析してきましたが、ケビン・ガーネット選手も八村選手やレブロン選手と同様に、肩関節と肘関節の運動が明確に分離しています。
私はこれまで多くの選手のシュートを分析してきましたが、
こうした肩関節と肘関節の運動が分離しているフォームの選手はループが低くなる印象があります。
しかし、レブロン選手を始め、同じようなフォームでもループをしっかりかけられる身体の使い方があることが分かりました。
つまり、肘の最高到達位置と肘の屈曲角度によっては、このフォームでも問題なくループがかかるのです。
ケビン・ガーネット選手のフォームも見てみましょう。
やはり、肘がまず上がり、そこから肘が伸びていくフォームですね。
八村選手と比較してみましょう。
八村塁選手との比較
まずは、肘の最高到達点時の比較です。
これは肩関節の屈曲という関節角度の比較なのですが…
ここまで違うとは…!
およそ、20°の差があります。
撮影の角度が違うので正確な比較にはなりませんが、それでも大きく違うことは明らかでしょう。
次は、肘関節の屈曲角度の比較です。
肘の曲がりもおよそ10°の差があります。
これら2つの比較から、八村選手と比べるとケビン・ガーネット選手のほうが
肘がよく上がり、よく曲がっているということができます。
ループに関して言えること
肩関節と肘関節の運動が分離しているフォームでも、肘が高く上がり、よく曲がる選手はループが低くなりにくい、と言うことができそうです。
特にガーネット選手は肘が高く上がるように思います。
八村選手たちのような肩と肘が分離したフォームでループがかからずに悩んでいる選手は、少し気にしてみても良いかもしれません。
最後に、八村選手、レブロン選手、ガーネット選手の比較画像を載せます。
フリースローに関しては、ループも、
八村選手<レブロン選手<ガーネット選手
といった印象ですよね。あくまで、印象ですが…。
いかがだったでしょうか。
ガーネット選手の肘の上がりや曲がりは抜きに出ていますよね。
ループが高いのも納得です。
これが確率にどのような影響を与えているのかと言うと、明言はできませんが、少なからずあるでしょう。
是非参考にしてくださいね。
長文失礼いたしました。
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