チームでスポーツテストを実施したい!
良いものないですか?
いいもの作りました!
ぜひ活用していただければと思います!
こんにちは!BMSL(@Basketball_MSL)です!
先日、バスケットボール競技者専用スポーツテスト「Physical Fitness Test for Basketball Players」を公開しました!
思った以上に反響が大きく、正直驚いています。
皆さんはスポーツテストと聞いてどのようなイメージがあるでしょうか。
「意味がない」、「時間がかかる」、「めんどくさい」、「きつい」
もしかするとあまり良いイメージではないかもしれません。
チームでやるには日々の練習とは別に時間を設けなければなりませんし、準備にも手間がかかりますからね…。
しかし、実際にトップレベルの大学チームやBリーグに所属するチームは徹底して行っているわけですから、練習時間を割いてでもやる意義はあります。
テストを通じ、身体能力を数値化しておくことにどんな意義があるのでしょうか。
今回はそんなことを書いていこうと思います(^^)
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Physical Fitness Test for Basketball Players(PFTB)とは
まずは作成したスポーツテストがどんなものなのか紹介します!
PFTBの概要
PFTBは、バスケットに携わる理学療法士2名と、作業療法士、トレーナーの計4名で作り上げた、バスケット競技者専用のスポーツテストです。
実に半年以上の構想と実地テストによって形になりました。
現場で活動されている方と作り上げました!
コンセプトは、「簡易的で体育館で完結すること」となっており、
最小限の項目で、最大限バスケットに求められるの身体能力を測定できるように構成されています。
中には、独自に作り上げたテスト項目もあり、これまでにない、まさにバスケット競技者に向けたスポーツテストとなっています。
バスケを知っている専門家によって項目が選ばれているのはありがたい!
最小限の項目
測定項目は全部で13項目ありますが、実際に身体を動かすのは6項目です。
測定項目はかなり厳選しました!
選手の人数、測定員の人数により、かかる時間は異なりますが、一般的なチーム(選手20〜30人)程度であれば2時間あれば十分に終わる内容となっています。
一回の練習をテストにする感じかな。
+シューティングくらいはできるかも。
項目はすべて体育館で完結し、バッシュを脱ぐこともありません。
スポーツテストですので強度の高い運動が含まれますが、日々の練習の強度を超えることはないと考えています。
選手のコンディションが崩れないよう、最大限配慮し項目は選定してあります。
ちびっこ相手じゃと項目が少ないのは助かるのう。
- 全部で13項目(体を動かすのは6項目)!
- 2時間あれば終わる内容!
- すべて体育館で測定可能!
- バッシュの脱ぎ履きなし!
簡単な計測
計測に特殊な機器は必要ありません。
体育館や自宅にあるものを持ち寄れば計測可能です。
全てcmや秒といった具体的な数値として残すことができます。
慣れ親しんだ数値だから、ちびっこもわかりやすくて良いかも!
- メジャー(1.5m☓3、3m以上☓1、20m☓1)
- ストップウォッチ(多いほど同時測定可能)
- タイマー(練習で使うもの☓1)
とにかく気軽に、簡単に、誰もができるテストとして作り上げました!
- 特殊な測定機器なし!
- 使用する単位も単純明快(cm、m、秒)!
BMSLの目指すこと
最後に、このPFTBを通じて我々の目指していることを簡単に紹介させてください。
①どのカテゴリーでもテストを当たり前に!
冒頭で述べましたが、こうしたスポーツテストは競技レベルの高いチームでは当たり前のように行われています。
それは、そうして身体能力を数値で残しておこくことが、選手個人にも、チーム全体にも計り知れないほどのメリットをもたらすからです。
その数値をどう利用するかはチームごとに違うかもしれませんが、何かを知り、検証し、方針を決めるために利用しているのでしょう。
ではなぜミニバスや中学生、高校生チームなど、身体発達・発育の著しい世代で行うことが当たり前になっていないのでしょうか。
これは日本バスケにとって非常にもったいないことだと思います。
測定することで何かができるようになるわけではありませんが、そのために重要な何かを知ることができます。
何年かかるかわかりませんが、どのカテゴリーでも身体能力の数値化を当たり前にしていきたい、と考えています。
②練習の見直しと効率化!
昨今のスポーツの練習時間に関しては、昔のように1日中ダラダラと練習するよりは、短時間でより効果的、効率的な練習をするべきだ、という流れになってきています。
部活動の時間短縮は話題になりましたね。
つまり、どういったトレーニングがこのチーム、選手にとって効果的なのか、をチームごとに検証していかなければならないということです。
協会も連盟も練習方法の提示はしてくれるかも知れませんが、本当にそれが自分のチーム、選手にあっているのかは測定してみないとわかりません。
数値として効果がない、となればその方法を継続する必要性は低くなりますし、代わりに何かを考案したり、調べたりしなければならなくなります。
手間であることは間違いありませんが、全国の各チームがそうしてより効果のある練習、トレーニングを検証するようになったら日本のバスケはどうなるでしょう。
これまでなんとなく慣習的に行ってきた走り込みや筋トレが、より効果のある走り込みや筋トレに変われば競技の底上げにつながることは間違いないと考えています。
その始まりが、まず測定してみることなのです。
③リハビリの手助けに!
トップレベルの選手のリハビリは、スムーズに進むことが多いです。
もちろん、もともと持っている身体能力が高いということもあるでしょうが、理由はそれだけではないと思っています。
多くのトップレベルの選手は、ケガ前の自分の身体能力のデータをもっています。
なので、リハビリ期間でも自分の現在地と目標が自然と整理されているのではないかと思っています。
これは選手本人だけでなく、我々のような理学療法士や医師、チームトレーナー、コーチ、監督にとっても同じこと。
どこに向けて、いつ、何をしていくか、が数値で整理され共有できることが選手の競技復帰には非常に重要なことなのです。
バスケに限らず、スポーツをしていればケガもするでしょう。そこで競技生活を終える選手も実際に多くいます。
ただ、競技復帰までの道のりを整理し、より良くすることで助かる選手も間違いなくいるでしょう。
これもテストを通じて我々が目指していることです。
おわりに
いかがだったでしょうか。
「Physical Fitness Test for Basketball Players」はとてもシンプルなスポーツテストですが、利用の仕方は無限大です。
項目を減らしていただいても、増やしていただいても構いません。実施の頻度もお任せ致します。
一度購入していただければ永年、世代をこえて利用していただけます。
BMSLがしたいことは、「Physical Fitness Test for Basketball Players」を流行らすことではなく、
身体能力の数値化を当たり前にするということです。
是非、チーム、個人での測定にご活用ください!
そして、普及にもご協力いただければ幸いです。
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